酒造りの流れ

権田酒造の酒造りは、昔ながらの製法にこだわっています。

創業以来、約160年守り続けている酒造りは、手間暇を惜しまない製法です。

伝統を受け継ぎながら改良を加え、わが子を育てるように、ゆっくり丁寧に時間をかけて酒造りをおこないます。

熊谷人の誇りとなり得るような、より旨い「地酒」を造っていきたいと念じています。

 

製造工程

権田酒造の酒造り

※基本的な製造工程は上記となりますが、一部商品によって異なる場合もございます。

 

01精米(せいまい)

酒造りの最初に行う精米は、お米を磨く(精米)ところから始まります。

権田酒造では、酒の種類によって異なりますが、すっきりとした味わいにするため、雑味になりえるお米の外側を約50~65%磨いた酒米を使用しています。酒米は、地元熊谷産の「さけ武蔵」や「山田錦」などを使用しています。「さけ武蔵」は、12年の歳月をかけて開発され、熊谷市を中心に栽培された酒造好適米です。

 

02酵母(こうぼ)

日本酒造りにかかせない「酵母」は、地元熊谷で開発された酵母などを使用しています。

権田酒造の日本酒は、地元にこだわった酒造りをしています。

 

03発酵(はっこう)

  • 発酵
  • 発酵

「もろみ」を作り終えてから、糖化と発酵が平行して進む「平行複発酵(へいこうふくはっこう)」を行います。

平行複発行は、ビールや、ワインなどにはない日本酒ならではの発酵方法です。

常に、温度管理に気を配りながら、純米酒の場合はおよそ30日間かけて発酵させていきます。

 

04しぼり

  • しぼり
  • しぼり

創業以来、権田酒造では「槽掛け(ふながけ)」という方法を使い、熟成した「もろみ」をしぼっております。「もろみ」を、槽(ふね)と呼ばれる木枠に並べ、ゆっくり、じっくり、丁寧に2~3日間かけてしぼっていきます。

「槽掛け(ふながけ)」とは 熟成したもろみを酒袋に採り、槽(ふね)という圧搾機の中へ平らに積み重ねる作業のことを「槽掛け」といいます。 お酒をしぼる時の昔ながらのやり方です。一袋に二升程のもろみを採り、二日から三日かけてゆっくりと圧搾すると、酒袋の目の隙間からお酒がにじみ出し、槽口から雫り落ちます。これが「しぼりたて」です。袋の中には酒粕が残ります。
弊社のお酒はすべて槽掛けしぼりのお酒です。